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平成22年(2010)
生物多様性条約第10回締約国会議
(COP10)
国際会議「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」を愛知・名古屋で開催
生物多様性条約は、平成4年の「地球サミット」において気候変動枠組み条約とともに採択された、環境分野の二大条約の一つ。また、COP10は、「生物多様性」をテーマに、各国が持つ課題やその解決方法、世界的な枠組みづくりなどについて議論する国際会議です。
そして、「愛・地球博」の理念を継承し、自然と共生する愛知・名古屋の姿を世界にアピールする絶好の機会となる会議でもありました。
そのため本所では、愛知県、名古屋市、社団法人中部経済連合会で構成する「COP10誘致委員会」を設立し、誘致活動を展開。愛知・名古屋での開催決定後は、COP10支援実行委員会のメンバーとして、会議が円滑に進められるように支援を行なうとともに、啓発活動などを行い機運の盛り上げを図りました。
COP10では、遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する「名古屋議定書」や平成23年以降の新戦略計画「愛知ダーゲット」などが採択されました。
開催概要
会期 | 平成22年10月11日~29日 |
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会場 | 名古屋国際会議場 |
参加者 | 180の締約国、関連国際機関、 NGOなどから13,000人以上が参加 |
生物多様性条約の目的
1.地球上の多様な生物とその生育環境の保全
2.生物資源の持続可能な利用
3.遺伝資源の利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分
COP10開会式
開会を祝してコンサートも行われました
生物多様性交流フェア(白鳥地区開場)