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平成11年(1999)
名古屋ボストン美術館の開館
米国ボストン美術館の姉妹館が名古屋に誕生
平成11年4月17日、中区金山に米国ボストン美術館の姉妹館として「名古屋ボストン美術館」が開館しました。
当美術館は、米国ボストン美術館の所蔵する優れた美術品を、恒常的にわが国に紹介する唯一の施設として設置され、その誘致から開館・運営に至るまで、本所は様々な面で協力をしました。
本プロジェクトは、平成3年10月の本所常議員会で「名古屋ボストン美術館設立準備委員会設置」が承認されたことからスタートします。当美術館には、都市再開発の起爆剤として、あらたな経済的活力を生む源泉となることが期待されました。
その後、準備委員会を通じた活動が進むなか、「(財)名古屋国際芸術文化交流財団」へ同プロジェクトが引き継がれ、開館に至りました。開館記念式典には、フォーリー駐日米国大使の臨席のほか、本国の美術館関係者も出席し、盛大に挙行されました。
名古屋ボストン美術館の外観
名古屋ボストン美術館開館記念式典
第1回目の企画展示
「モネ、ルノワールと印象派の風景」
第1回目の企画展示「モネ、ルノワールと印象派の風景」は、米国ボストン美術館の貴重なコレクションが惜しみなく展示され、人気を博しました。
今後も多彩なコレクションを持つ「米国ボストン美術館」の姉妹館ならではの企画展示が多くの方に親しまれ、当地の文化施設として愛され続けていくことでしょう。